昼夜帯に”ムチュウ”です!:昼夜帯から名古屋帯にされた帯を昼夜帯に戻すプロジェクト①
はじめまして!メインブログの「ライフリセット読本」から独立して「着物」探求?迷走?を走り書きするための「KIMONO LOG』を始めることにいたしました。
基本的に「着物=普段着」で、礼装用とかお茶席用ではなく、ファッションですら無く「自分が着たいとおもう着物を着たい様に着るため」に、今年「着付け始めた」レベルのくせに「和裁」まで始めたため「お直し」的な記事が多くなるかと〜(インスタ映えするコーデ集とかではなく。。)
ただ単なる「着物生地」マニアとも言える。。
そんなマニアな休日は「古い着物やら帯やら」を部屋に吊るす(眺める)ことからはじまる。。。。
横に吊ってあるのは、寸足らずでおはしょりのでない「大島紬の袷」(胴裏黄色いですw)に、裄だしをするつもりで片袖がはずされてる「銘仙の羽織」
ちなみにこの「昼夜帯」メルカリで「もともと昼夜帯だったのを柄の出方などをなにも考えず名古屋帯に仕立てたようで。。。」と出品されていたもの。
たしかに普通の名古屋帯の長さ(380センチ)あるくせに、お太鼓柄が上手く出ないし、前帯の柄もずれる。。。。
しかし「昼夜帯」的な「引き抜き結び」にすると、お太鼓部分に柄が上手く出てくれる様子、というのをざっくりテストしてみたので、こうなったら「昼夜帯に戻す!」プロジェクト開始。一日で終わらんやろ。。。と思ったら、やはりほどいて終了w
昔の帯にありがちな「帯芯」ではなく(オビシンって書くと、なんかスターウォーズみたいだ。。。。それは”オビワン”)帆布?みたいなざっくりとした柔らかい芯。
その上に「ずれ防止」といわれる「真綿」がうすく引き延ばされています。
これは表地が「塩瀬」なのでつるつるするから滑り止めが必須かも。。。
名古屋に仕立てる為に、お太鼓部分のみは裏地が残されているけど、あわれにもぶっちぎられています。。。。もともとこの表地の裏地だったのか、仕立て直す時にどこかから取ってつけたのか。。。それはわかりませんが。
繻子地が好き過ぎて、すりすりと触っているだけで幸せ♡となるわたしには、見てるだけでウットリするのですが。。。もったいなくもコレ切っちゃった人は「いま流行の名古屋帯!」にしたかったんでしょうか???
お太鼓好きなひとを「オタイカー」と称されている憧れの某インスタグラマー様にならって、昼夜帯が好きすぎる「チュウヤ組」とか結成したいくらい、昼夜帯での「引き抜き結び」にハマっているのですが、昼夜帯が好きな方も世にはいらっしゃる様子。
この方のブログに「昼夜帯」について、詳しく書かれていて、わたしもココで読んだことがキッカケで「昼夜帯」という古い帯に”ムチュウ”になったのです。。。
http://www.kocho-muneyama.jp/staff_a/2010/11/post.html
今夜は、中野のヴィーガンレストランに、こんな着物でいってまいりましたが、これに締めたのも「昼夜帯」
古い帯にありがちな、こんな感じで「虫食い」後を修復したのすらも「愛らしく」おもう、古い生地マニア。。。。。
今日ご飯たべたひとも「布マニア」で、着物を着ることには全然興味がないらしいですが、それでも「布いいよねええ!」で散々盛り上がっていたのでした。
コーデを脳内妄想してもニヤニヤ。。眺めてウフフ。。着て出かけてウキウキ。。。
「着物ログ」が「占星術ブログ」より盛り上がりそうなくらいですが、友達の近況トークも”占星術的”な視点と感覚で聞いてましたから、全てはつながってるんですよー。
ちなみに今日行ったヴィーガンレストランは驚きのクオリティーとボリュームで、素晴らしく良心的なお値段設定。。。ぜったいリピート決定です!
メインブログの方もよろしくです!